私たちの目指す世界
日本の基幹産業を、「入力作業の呪縛」から解き放つ。
AIが自律的に動き、人は創造的な意思決定に専念する。
40年変わらなかった現場の景色を、私たちは「Agentic AI ERP」で塗り替えます。
ものづくり産業の現実
素材から完成品、そして消費者へ。緻密に構築された日本のものづくり。 しかし、その各工程を繋ぐ情報のやり取りはいまだに紙、FAX、電話といった手段に依存しています。
高度な技術を持つ熟練工や事務スタッフが、一日の大半を「数字の転記」や「判読不能なFAXの解読」に費やしている——。これが、私たちが直面している「ものづくり大国」の切実な裏側です。
Story
データで見る「日本の現実」
3つの視点で、分母の大きさ、現場の格差、そして非効率の正体に迫ります。
99.7%という圧倒的な分母
日本の産業構造は、数少ない大企業を、無数の高い技術力を持つ中小企業が支えるピラミッド構造です。
- 99.7% 中小企業数:約336万社
- 0.3% 大企業数:約1.1万社
(出典:中小企業庁「中小企業・小規模事業者の数」)
このボリュームゾーンがデジタル化されない限り、日本のサプライチェーンから「アナログ」は消えません。
規模別で見る「オンライン化率」の格差
「オンラインで発注したい」大企業と、「これまで通りFAXで受けたい」中小企業の間のデジタル・デバイドが、入力作業の呪縛を生んでいます。
主要指標
| 指標 | 現状の数値(B2B全体) | 課題の正体 |
|---|---|---|
| EC化率 | 約37% | 残り63%はメール、FAX、電話、対面取引 |
| FAX利用率 | 製造・卸売の約5割 | 中小規模の現場では「標準の通信手段」として定着 |
| 受注処理の工数 | 1件あたり平均15〜20分 | 内容確認、基幹システムへの手入力、在庫照合を含む |
「デジタル化しましょう」という言葉だけでは解決できない理由
取引先ごとに異なるFAXフォーマット、電話での急な変更依頼、そして「相手があること」だからこそ変えられない商習慣。この「非構造データ」の山が、日本のDXを阻む巨大な壁となっています。
規模別の現場
| 企業の規模 | オンライン化(B2B EC化)の現状 | 現場のリアルな課題 |
|---|---|---|
| 大企業 | 比較的高い(約37%〜) | 取引先(中小)へデジタル化を強要できず、結局FAX併用 |
| 中小企業 | 著しく低い | IT人材不足、投資コスト、既存の商習慣への依存 |
(出典:経済産業省「電子商取引に関する市場調査」より再構成)
「非効率のループ」が現場を疲弊させる
中小企業においてIT導入が進まないのは、現場が「今、目の前のFAX」に忙殺されているからです。
1件あたり15〜20分かかる受注処理(内容確認、SoRへの手入力、在庫照合)。 このアナログなやり取りが、全企業の99.7%で行われているという現実。
Legacy challenge
2025年の崖と現場のリアル
レガシーシステムは、もはや「資産」ではなく「足枷」になっている。
2025年、多くの企業が直面する「崖」。それは単なるシステムの老朽化ではありません。 特にIBM i (AS/400) をはじめとする堅牢な基幹システムを使い続けてきた企業において、「システムを知る技術者の引退」と「現場のアナログ業務」が重なり、ブラックボックス化が加速しています。
- 属人化の極致:「あの人に聞かないと、このFAXの処理順序がわからない」
- 硬直したフロー:柔軟性のない古いシステムに合わせ、人間が無理やり動いている矛盾。
このままでは、労働人口が減少する日本において、世界と戦うための「速度」を失ってしまいます。
Transitioning
To impact
Social mission
kozokaAIが解決したい社会課題
「入力」からの解放。
それは、日本の現場に「誇り」を取り戻すこと。
私たちが提供するのは、単なるOCRツールでも、既存ERPの置き換えでもありません。 従来のSoR(記録のためのシステム)の上に、自律して動く知能SoA(行動のためのシステム)を重ねる。それが「Agentic AI ERP」の思想です。
私たちの解決アプローチ:
- 相手を変えずに、自分たちが変わる:取引先がFAXのままでも、AIが自律的に理解し、データとして基幹システムへ連携。
- レガシーを「最強の資産」に:IBM i の堅牢なデータ構造を、生成AIで自律化させる独自のアーキテクチャ。
- 1987年からの敬意:事業承継から始まり、現場の泥臭さを知り尽くしている私たちだからこそ、綺麗事ではない「本当に動くAI」を提供します。
