1987
01. 原点:すべては、入力から始まった。
1987年、私たちの歩みは「記録するシステム(SoR)」の黎明期と共に始まりました。それは、企業の膨大な取引を正確に、かつ堅牢に守り抜くための時代の要請でした。整合性と業務ロジックの塊である基幹システムは、日本のインフラを支える「信頼の背骨」となりました。しかし、その完成された世界には、一つの動かせない前提がありました。「システムを動かすためには、常に人間が介在し、入力しなければならない」ということです。
Our History
1987年からのSoRの時代、現場との格闘、生成AIの特異点、そしてAgentic AI ERPへ。kozokaAIの歩みをご紹介します。
1987
1987年、私たちの歩みは「記録するシステム(SoR)」の黎明期と共に始まりました。それは、企業の膨大な取引を正確に、かつ堅牢に守り抜くための時代の要請でした。整合性と業務ロジックの塊である基幹システムは、日本のインフラを支える「信頼の背骨」となりました。しかし、その完成された世界には、一つの動かせない前提がありました。「システムを動かすためには、常に人間が介在し、入力しなければならない」ということです。
1998
データは蓄積された。だが、活用は人間に委ねられた。
長年、システムは「結果を正しく記録する装置」として進化を遂げました。しかし、現場のリアルはどうだったでしょうか。システムの入口には、常にFAX、メール、電話といった「非構造データ」が溢れ、それらを人間が読み解き、判断し、手作業で入力するという光景が何十年も変わらずに続いていました。
この構造的なボトルネックこそが、私たちが解決すべき本質的な課題であると確信したのです。
「データはあるのに、その入口で膨大な工数が費やされている」
2008
私たちは、積み上げられた資産を否定しませんでした。
多くの企業が「古いものを捨て、刷新する」道を選ぶ中、私たちは「活かす」道を選びました。データ活用、クラウド移行、そしてSaaSとの連携。お客様が築き上げてきた「記録」の中に眠る、血の通った業務ロジックを現代のテクノロジーで解放するための闘いでした。しかし、どんなに連携を強めても、人間による「入力」と、ブラックボックス化した「ロジック」という二つの壁が、聖域として残されていました。
2019
今、私たちは、テクノロジーが「解釈」の壁を越える瞬間に立ち会っています。
かつて、レガシーシステムのロジック解析は膨大な時間と労力を要する難題でした。しかし現在、生成AIは、入口に溢れる「非構造データ」を読み解くだけにとどまらず、複雑に絡み合った「過去のロジック」さえも、よしなに解釈し始めています。
もはや、ロジックをゼロから書き直す必要はありません。「資産をAIへ直接移植・移行する」という、かつては空想だった未来が、すぐ目の前まで来ています。私たちの40年の経験と、この非連続な技術革新が、ついに一つに重なりました。
Ongoing
40年の進化は、「記録するシステム」から「自律するシステム」への転換でした。
私たちが提唱する「Agentic AI ERP」は、もう人間に入力を求めず、ロジックに縛られません。AIが自ら「入り口(非構造データ)」を理解し、「背景(蓄積されたロジック)」を解釈し、「行動(SoA)」へと転換させる。
私たちは、過去を捨てる企業ではありません。レガシーという名の膨大な資産を、AIへと接続し、次の時代を動かすエネルギーへと変える企業です。